静岡県の不用品回収|市町で異なる制度と業者選びの注意点【2026年最新】

静岡県で不用品回収を検討する際にまず知っておきたいのは、料金相場そのものよりも「お住まいの市町がどんな粗大ごみ制度を運用しているか」です。静岡県内では、同じ「粗大ごみ」でも自治体によって呼び方・申込方法・支払い方法の仕組みが大きく異なります。このページでは、政令指定都市である静岡市・浜松市の制度の違いを中心に、静岡県内で不用品回収を依頼する前に確認すべきポイントを解説します。

📌 本ページはアフィリエイト広告を含みません。特定業者の評価は行わず、公的情報をもとに編集部が中立的に整理しています。

📝 編集部より一言

静岡県内は同じ県でも自治体ごとに粗大ごみの申込方法・支払い方法が異なります。まずお住まいの市町の制度を確認したうえで、民間業者に依頼する場合は一般廃棄物収集運搬業の許可番号を必ず確認しましょう。

執筆者:takamaru(暮らしの困りごと相談所 運営者)|編集方針・情報の調査方法はこちら

✅ 結論:静岡県で依頼前に確認すべきこと

(1)お住まいの市町の粗大ごみ制度の名称・申込方法(静岡市は電話予約制、浜松市は「連絡ごみ」という名称でコンビニ前払い制など、同じ県内でも仕組みが異なります)、(2)民間業者に依頼する場合は「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者かどうか、(3)テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど家電リサイクル法対象品目は市町の粗大ごみ収集の対象外になることが多い点、の3つです。

不用品回収 > 静岡県

静岡県内で粗大ごみの制度が市町ごとに異なる理由

粗大ごみ収集は市町村が個別に運営する事業のため、同じ静岡県内でも自治体ごとに名称・申込方法・料金の徴収方法が異なります。特に県内人口の多い静岡市と浜松市では、制度の仕組み自体が違うため、「お住まいの市町名+粗大ごみ」で検索し、まず自分の自治体のルールを確認することが失敗しない第一歩です。

静岡市にお住まいの場合:電話予約・都度払いの「不燃・粗大ごみ」

静岡市では「不燃・粗大ごみ受付センター」(フリーダイヤル0120-532-471、県外・一部IP電話からは054-292-6700)へ電話予約するか、2回目以降の利用者はインターネットでも申込みができます。受付は平日9時〜19時に加え祝日も対応していますが、申込期限は収集日の1週間前までです。

1回に出せる量は7点まで(指定袋は1袋で1点、蛍光灯・乾電池・ライター・水銀体温計は点数に含みません)。お住まいの地域ごとに月1回の収集日が決まっており、葵区(安倍6地区を除く)・駿河区・清水区は戸別収集(要申込)、葵区の安倍6地区(井川・梅ヶ島・大川・大河内・清沢・玉川)は集積所収集で申込不要です。高齢者のみの世帯など運び出しが難しい方向けの「ふれあい収集」もあります。令和7年4月からは葵区(安倍6地区除く)・駿河区の収集運搬業務が一般財団法人静岡市環境公社へ委託拡大されました。

浜松市にお住まいの場合:前払いチケット制の「連絡ごみ」

浜松市には「粗大ごみ」という呼び方自体がなく、60cmより大きく壊せない家具・自転車・家電などは「連絡ごみ」という独自名称で扱われます。連絡ごみ受付センター(TEL 053-453-2288、ネット・FAXも可)へ事前予約したうえで、コンビニ等で310円・620円・930円・1,240円の4種類の「処理手数料納付済証」を購入し、排出日と受付番号を記入して品目に貼り付ける前払い制です。収集日の朝8時30分までに指定場所へ出す必要があります。

テレビ・冷蔵庫(冷凍庫含む)・洗濯機(衣類乾燥機含む)・エアコンは家電リサイクル法の対象品目のため、連絡ごみでは出せず、購入店または買い替え店への引き取り依頼が必要です。

静岡市と浜松市の制度比較

静岡市 浜松市
制度の名称 不燃・粗大ごみ 連絡ごみ
申込方法 電話予約(2回目以降はネット可) 電話・ネット・FAX予約
支払い方法 収集後の都度払い(申込時に案内) コンビニ等で処理券を事前購入
1回の上限 7点まで 10個まで
収集方法 区により戸別収集/集積所収集 指定場所へ朝8:30までに排出

※2026年8月時点の各市公式サイト掲載情報にもとづきます。最新の金額・条件は各市公式サイトでご確認ください。

静岡市・浜松市以外の市町にお住まいの場合

静岡県内には静岡市・浜松市以外にも多くの市町があり、それぞれ独自の粗大ごみ制度を運用しています。まずは「お住まいの市町名+粗大ごみ」で検索し、お住まいの自治体の公式サイトで申込方法・手数料・収集日を確認しましょう。自治体の制度は量が少ない場合や急がない場合に最も安全でコストを抑えられる選択肢です。

民間の不用品回収業者に依頼する場合に確認すべきこと

【最重要】悪徳業者を避けるための必須チェックポイント

不用品回収は数あるサービスの中でも特にトラブル報告が多い分野です。依頼する前に、必ず不用品回収の悪徳業者の見分け方に目を通し、許可証の有無・見積りの書面化・所在地の明記といった基本チェックポイントを確認してください。料金体系・対応品目・口コミなど全国共通の業者選びのポイントは不用品回収の選び方ガイドで詳しく解説しています。少しでも不審な点があれば、その場で契約せず一度持ち帰って検討することをおすすめします。

無許可業者への注意(静岡市公式の注意喚起より)

静岡市公式サイトでは、軽トラック等で市内を巡回しながら「無料で処分します」というチラシで勧誘し、積み込み後に高額な処分料を請求する無許可業者への注意喚起を行っています。家庭ごみ(一般廃棄物)を一時的に多量に回収できるのは、静岡市から「一般廃棄物収集運搬業の許可(一時多量家庭ごみ)」を受けた事業者に限られ、「産業廃棄物収集運搬業の許可」では家庭ごみを回収することはできません。許可を受けた事業者は、収集車両に5桁の許可番号を表示しています。

依頼先の許可について不明な点がある場合は、静岡市環境局廃棄物対策課許可審査係(054-221-1363)へ確認できます。廃棄物処理料金を求められるなど疑わしい対応があった場合は、静岡市消費生活センター(054-221-1056、平日9時〜16時)へ相談しましょう。静岡市・浜松市以外にお住まいの場合も、多くの自治体が同様の注意喚起や許可業者の確認方法を公式サイトで案内しています。

依頼前に見積りで確認すべき質問リスト

見積りの際に以下を確認しておくと、後からのトラブルを避けやすくなります。

  • 「一般廃棄物収集運搬業」の許可番号を教えてください
  • 見積り金額に含まれる作業内容(運搬費・処分費・人件費など)を教えてください
  • テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど家電リサイクル法対象品目の処分方法・料金を教えてください
  • 追加料金が発生するケースとその金額を教えてください
  • キャンセルする場合、キャンセル料はかかりますか?

困ったときの相談窓口

📞 消費者ホットライン「188(いやや!)」

電話をかけると最寄りの消費生活センターにつながり、契約トラブルについて相談できます。静岡市内の場合は静岡市消費生活センター(054-221-1056)でも相談を受け付けています。

📝 クーリングオフ制度

訪問での勧誘・契約の場合、特定商取引法によりクーリングオフの対象になる可能性があります。契約書面を受け取ってから8日以内であれば、書面(はがき等)で申し出ることで契約を解除できる場合があります。

🚓 警察相談専用電話「#9110」

不法投棄や悪質な高圧的請求など、犯罪性が疑われる場合はこちらも選択肢です。

※本ページの内容は法律相談ではありません。個別の契約可否・対処法については、消費生活センターや弁護士など専門家にご確認ください。

静岡県の不用品回収に関するよくある質問

静岡市と浜松市で粗大ごみの呼び方が違うのはなぜ?

回答粗大ごみ収集は市町村ごとに条例・要綱で個別に制度設計されているためです。浜松市は「連絡ごみ」という独自名称と前払いチケット制を採用しており、静岡市の「不燃・粗大ごみ」(電話予約・都度払い)とは仕組みが異なります。転居された場合は特に、お住まいの市の制度を改めて確認しましょう。

テレビや冷蔵庫は市の粗大ごみに出せますか?

回答テレビ・冷蔵庫(冷凍庫含む)・洗濯機(衣類乾燥機含む)・エアコンは家電リサイクル法の対象品目で、静岡市・浜松市とも市の粗大ごみ収集では扱っていません。購入店・買い替え店への引き取り依頼か、家電リサイクル券を用いた指定引取場所への持ち込みが必要です。

許可業者かどうかはどこで確認できますか?

回答見積りや訪問の際に許可証・車両の許可番号表示を確認しましょう。静岡市内の事業者については、静岡市環境局廃棄物対策課許可審査係(054-221-1363)に問い合わせて確認する方法もあります。

軽トラックで巡回している「無料回収」の業者に頼んでも大丈夫?

回答静岡市公式サイトが名指しで注意喚起している事例です。軽トラックで巡回している業者に依頼したところ、積み込み後に高額な処分料を請求されたという相談が寄せられています。市が許可した一般廃棄物収集運搬業の事業者は軽トラック等で巡回しながら回収することはない、と静岡市自身が案内しています。

🏁 まとめ

静岡県で不用品回収を進める際は、まずお住まいの市町の粗大ごみ制度(静岡市は電話予約・都度払い、浜松市は「連絡ごみ」という名称の前払いチケット制など)を確認し、量が少なく急がない場合は自治体の制度を優先しましょう。民間業者に依頼する場合は、一般廃棄物収集運搬業の許可番号と対応品目・料金を事前に確認することが、トラブルを避ける一番のポイントです。